「イオンモール熊本」前の駐車場に供えられた花束=31日午前6時42分、熊本県嘉島町
 「イオンモール熊本」前の駐車場に供えられた花束=31日午前6時42分、熊本県嘉島町

 地震で最大震度7を観測した熊本県宇城市は31日、被災者が公的支援を受けるために必要となる罹災証明書の申請受け付けを始めた。震度6強を観測した熊本市や宇土市、益城町でも既に受け付けを開始。甚大な被害が出た被災地で、復旧に向けた動きが進み始めた。

 宇城市は市役所本庁で受け付け、8月1日からは支所2カ所にも窓口を設ける。

 震度6強を観測した美里町でも31日、受け付けを開始。熊本市などは、マイナポータルなどを通じオンライン申請もできる。一方、氷川町(震度7)と八代市(震度6強)は被害状況の確認を進めているとし、受け付けのめどは立っていない。

 罹災証明書は自治体が被災者に家屋の被害程度を証明するもので、担当者が家屋を調査した上で発行する。仮設住宅への入居や、税の減免といった支援を受ける際に必要となる。

 県の30日の発表では、28日に発生した地震で関連調査中を含め34人が死亡し、重症者は5人。暑さが続く中、県内各地の避難所に9千人超が身を寄せている。