年間賞の表彰式に出席した(右から)冠野順子さん、和田康男さん、板井幹さん=9日午前、神戸新聞社
年間賞の表彰式に出席した(右から)冠野順子さん、和田康男さん、板井幹さん=9日午前、神戸新聞社

 神戸新聞「読者の報道写真コンテスト」の年間表彰式が9日、神戸新聞社(神戸市中央区)であった。2025年の応募作3611点の中から、紅葉の並木道と家族を撮影した「秋色の情景」で最優秀賞に輝いた和田康男さん(64)=兵庫県高砂市=らに賞状や記念品などが贈られた。

 和田さんは、播磨中央公園(加東市)のラクウショウ並木を舞台に、記念撮影を楽しむ一家の姿を切り取った。ちょこんと座る幼い子どもたちの目を引こうと、必死にカメラの後ろでジャンプする父。和田さんは「見た人の心がほっこりするような写真を撮り続けたい」と笑みを浮かべた。

 優秀賞には、神社で準備運動をする相撲部の学生を撮った冠野順子さん(77)=稲美町=の「ウォーミングアップ」が選ばれた。努力賞(ニコン賞)は、結婚式で新婦父と新郎が抱き合う瞬間を捉えた山口康博さん(83)=加古川市=の「娘を頼む!」。奨励賞の「迫る」は、神戸市須磨区の板井幹さん(82)が洲本市の伝統行事「火踊り」で燃えさかる炎の迫力を表現した。(大田将之)