情報提供を呼びかけるビラを配る捜査員ら=31日午後、神戸市灘区灘北通5
情報提供を呼びかけるビラを配る捜査員ら=31日午後、神戸市灘区灘北通5

 神戸市灘区で高齢女性が自宅で殺害され、現金を奪われた強盗殺人事件は31日、未解決のまま20年がたった。灘署員らはJR摩耶駅と阪神西灘駅前に立ち、情報提供を呼びかけるビラを配った。

 事件は2006年8月31日に発生。同市灘区船寺通4の無職辻川利子さん=当時(80)=の自宅で、午後10時ごろに帰宅した三男が、刃物のようなもので腹部や胸を刺され玄関で倒れている辻川さんを発見した。そばに小刀のさやが落ちており、自宅から現金20万円などがなくなっていたという。

 灘署によると、26年7月末までに寄せられた情報は9件。この日は署員ら26人が駅前に立ち、事件現場となった民家の写真や周辺地図を掲載したビラ千枚を駅の利用者らに声をかけながら手渡した。同署の神原亜樹子刑事1課長は「事件について思い出したことがあれば情報提供をお願いしたい」と話した。

 灘署捜査本部TEL078・802・0110(池田大介)