霧などに包まれ、幻想的な姿を見せる竹田城跡=29日朝、朝来市和田山町竹田、立雲峡から
霧などに包まれ、幻想的な姿を見せる竹田城跡=29日朝、朝来市和田山町竹田、立雲峡から

 兵庫県内は29日、上空に寒気が流れ込み、放射冷却も強まった影響で、各地で今季一番の冷え込みを記録した。神戸地方気象台によると、県内に20ある観測地点のうち19地点の最低気温が今季最低となり、11月上旬から中旬並みの寒さに。最も低かったのは三田の4・7度で、姫路は7・6度、神戸は11・8度だった。

 昼夜の寒暖差が大きく、放射冷却が強まるこの時期に見頃を迎えるのが、国史跡・竹田城跡(朝来市和田山町竹田)の雲海。この日早朝は深い霧に包まれ、観望スポットとして知られる立雲峡も午前8時半過ぎまで白く閉ざされていたが、9時前に視界が開けると、雲と霧の間から山城跡が姿を現した。

 30日の県内は全域で雨のち曇りの予報となっている。(鈴木雅之)