高校野球の強豪・神戸国際大学付属高校(神戸市垂水区)で硬式野球部のコーチを務める30代男性教諭が昨年秋、当時の部員の後頭部を出席簿でたたいたとして、今年10月に同校から出勤停止2週間の懲戒処分を受けていたことが11日、同校への取材で分かった。懲戒処分は10月8日付。学校側は現在も野球部の指導から外している。
また日本学生野球協会は11日に開いた審査室会議で、この男性教諭について体罰と報告義務違反で10月7日から3カ月の謹慎処分を決めた。
同校によると、男性教諭は担当教科の授業中、教室で居眠りしていた部員を出席簿でたたいた。今年9月にこの部員の保護者から連絡があり、同校が調査していた。男性教諭は学校側の聞き取りに「いつも居眠りしているので怒った。やったことは申し訳なかった」と話したという。
神戸国際大学付属高校硬式野球部は、春夏合わせて甲子園に8回出場した強豪校。今秋の近畿大会を制し、14日に開幕する明治神宮大会に近畿代表として出場する。
























