レスリング世界選手権で3位となり、パリ五輪行きを決めた日下尚。決定戦を制した直後、感情があふれる=9月22日、セルビア・ベオグラード(日本レスリング協会ホームページより)
レスリング世界選手権で3位となり、パリ五輪行きを決めた日下尚。決定戦を制した直後、感情があふれる=9月22日、セルビア・ベオグラード(日本レスリング協会ホームページより)

 「地味」と評される。でも、相手が嫌がるレスリングを快挙につなげた。男子グレコローマンスタイル77キロ級の日下尚(22)は9月、初出場の世界選手権で日本人歴代最重量のメダリスト(3位)になり、パリ五輪の代表に内定した。