前川楓選手(こども本の森神戸提供)
前川楓選手(こども本の森神戸提供)

 5月17日に神戸市で開幕するパラ陸上の世界選手権を前に、義足のパラアスリートによる「おはなし会」が同5日午後1時40分から、こども本の森神戸(同市中央区加納町6)で開かれる。世界パラ陸上女子代表で、短距離・跳躍選手の前川楓さん(26)が自作の絵本を読み聞かせる。3歳~小学生と、その保護者(2人まで)が対象。無料。

 前川さんは三重県出身。中学3年生だった2012年に交通事故に遭い、右脚を切断後、パラ陸上の大会に出場したことをきっかけに、義足で走る楽しさに魅了された。パラリンピックでは16年リオデジャネイロ大会で走り幅跳び4位、100メートル7位。21年東京大会走り幅跳びでも5位入賞を果たした。世界パラ陸上でも活躍し、17年ロンドン大会では走り幅跳びで銀メダルを獲得した。

 おはなし会は定員80人。4月22日午後11時59分までにこども本の森神戸公式ホームページ(HP)の予約ページから申し込む。当落発表は同23~25日。イベント後は競技用車いす「レーサー」も体験できる。

 また、同施設では5月3~6日、パラ陸上に関するパネルや選手の直筆メッセージが展示されるほか、陸上をはじめパラスポーツに関する書籍を集めたコーナーも設けられる。入館無料(公式HPから事前予約が必要)。(大原篤也)