9試合ぶりの敗戦の悔しさを糧に、練習で調整するJ1神戸の酒井(中央)ら=神戸市西区、いぶきの森球技場
9試合ぶりの敗戦の悔しさを糧に、練習で調整するJ1神戸の酒井(中央)ら=神戸市西区、いぶきの森球技場

 J1で9試合ぶりに黒星を喫した神戸が20日、いぶきの森球技場(神戸市西区)で公開練習を行った。18日のFC東京戦に0-2で敗れた後、19日には首位広島も湘南に足をすくわれ、勝ち点1差の2位で変わらなかった。吉田孝行監督は「ラッキーというか良かったが、自分たちは勝たなきゃいけなかった。反省が大事」と冷静に語った。

 23日に敵地であるアジア・チャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)の蔚山(韓国)戦に向けて調整した。FC東京戦について、指揮官は「主導権は握り、戦術の大枠は悪くなかった。少しのずれで歯車が狂った」と言い、修正を図る。一方、1失点目は「失点の8~9割は防げるが、ワンタッチで落としたパスにいいタイミングで打ってきた相手を褒めるべき」と述べた。