J1神戸は22日、MF斉藤未月(26)がJ1京都へ期限付き移籍すると発表した。契約は今季終了まで。斉藤は「ヴィッセルサポーターが願ってくれたおかげでまたピッチでプレーするチャンスをいただけた。チームメートやスタッフ、サポーターに支えられていることに感謝している」とコメントした。
斉藤は2023年に神戸へ期限付き移籍で加入。アンカーの定位置をつかんだが、同年8月の柏戦で左膝に全治約1年の大けがを負った。同年、クラブは「未月とトモニ!」と掲げ、リーグ初優勝を飾った。さらに復帰を後押ししようと24年から完全移籍で3年契約を結んでいた。
2度の手術とリハビリを経て、今年2月の富士フイルム・スーパーカップで公式戦に復帰。ただ、今季J1リーグでの出場は2試合にとどまり、5月6日のC大阪戦でフル出場したのを最後にベンチからも外れていた。
リーグ戦で神戸は首位につけ、京都は4位でともに優勝を争っている。また京都の曹貴裁監督は斉藤が湘南の下部組織時代から指揮した縁がある。
◇
クラブを通じた斉藤のコメント全文は次の通り。
京都サンガに半年間の期限付き移籍をすることになりました。
まずは今シーズンヴィッセル神戸で復帰をすることができて本当によかったと思っています。
多くのヴィッセルサポーターが願ってくれたおかげでまたピッチでプレーするチャンスをいただき、サッカーができています。
口癖のように言っていますが、齊藤未月という人間としても選手としてもまだまだこっからなんです!!
チームメートやスタッフ、サポーターに支えられてプレーできていることを本当に感謝しながら、今はそれを体現できるように全力で闘ってきます!!