アイスホッケーのアジア・リーグに初参戦したスターズ神戸が20日、敵地のコーセー新横浜スケートセンター(横浜市)で横浜グリッツとの初戦に挑み、1-6で完敗した。21日も同カードで連戦に臨む。
第1ピリオドはGK石田龍之進を中心に粘り強く守り、1失点と踏ん張った神戸。ただ、時間を追うごとに力の差が表れた。自陣に押し込まれてシュート数で圧倒され、第2ピリオド以降に失点を重ねた。
一矢報いたのは第3ピリオド。「強烈なシュートで流れを変えるプレーが武器」という韓国の大卒ルーキー、FWシン・ドンヒョンが、豪快に記念すべきチーム初得点を挙げた。
チームは1994年に発足した神戸市の社会人クラブが母体。今年5月、同リーグでは西日本初となる参入が決まった。元U-18(18歳以下)日本代表監督の外崎慶監督が率い、若手中心の21選手が所属する。
リーグはほかに、北海道▽東北▽栃木日光▽韓国・安養(アニャン)-の計6チームが所属。レギュラーシーズンは来年3月まで40試合を戦う。