神戸-広島 決勝進出を決めて喜ぶ神戸の武藤ら=パナソニックスタジアム吹田(撮影・中西幸大)
神戸-広島 決勝進出を決めて喜ぶ神戸の武藤ら=パナソニックスタジアム吹田(撮影・中西幸大)

■永戸が先制、佐々木がだめ押し

 サッカーの天皇杯全日本選手権は16日に準決勝があり、2大会連続3度目の優勝を狙うヴィッセル神戸は、大阪・パナソニックスタジアム吹田でサンフレッチェ広島と対戦し、永戸勝也と佐々木大樹が得点して2-0で下した。

 リーグ3連覇の夢を絶たれて1週間。同じ大阪の地で、神戸は残る唯一のタイトルへの執念を見せた。高強度の肉弾戦を制し、天皇杯連覇へ王手。明暗を分けたのは、攻守で入念に準備したセットプレーだった。