31日に投開票された衆院選。兵庫5区では、自民党前職の谷公一氏(69)が安定的な戦いを見せ、小選挙区で7選を果たした。日本維新の会の新人遠藤良太氏(36)は、党の躍進を受け、比例復活で初当選した。2人に選挙戦を振り返ってもらい、抱負を聞いた。
■地元の声聞き振興支援 谷公一氏(自民)
-選挙戦を振り返って。
「維新の遠藤氏が、立民の梶原氏を追い越し、ここまで伸ばすとは、びっくりした。比例の投票先でも丹波市以南は維新がトップだった。自公政権が信頼を築けなかったことと合わせて考える必要がある。党副代表の応援演説でも何千人もが集まったわけではなく、肌感覚では勢いは感じなかった。ただ報道各社の調査は『維新躍進』で共通しており、本当に危機的状況にあるんだと支援者に共有してもらうことに徹した」
-得票が伸びなかったが。
「政治信条の現場主義に基づき、地元の声を聞くため選挙区に戻って交通事故に遭ったことへの批判や、県知事選での対応への余波もあったかもしれない」
-維新に勢いがあった。
「私自身の政治スタイルは、他の2人の候補者よりも選挙区の実情に合っていると思う。ただ、十分に理解してもらえなかったことは反省しないといけない。維新の勢力が増す一方だとは思えないが、身を切る改革などの公約が支持されているのだろうか」
-今後への抱負を。
「新型コロナの収束と経済の立て直しが喫緊の課題。人口減少対策、東京一極集中の是正を強化する必要がある。インフラ整備や福祉、教育、子育ての充実、地域に見合った魅力づくりができるよう、過疎債や特別交付金など財政支援を進めたい。農漁村出身の国会議員が少なくなっている。地方のことを体で感じながら進めたい」
(聞き手・石川 翠)
■少子化対策を最優先に 遠藤良太氏(維新)
-世代交代を訴えた選挙戦。どう振り返る。
「投票日の2日前に新温泉町から三田市まで自転車で走り抜け、道中で多くの応援をもらった。また、選挙カーで回っていて、出会った人から聞いたのは『若い人に頑張ってほしい』という声がほとんどだった」
-地縁がない中、比例復活を果たした。
「得票を見ても北側(但馬地域)では、訴えが響かなかった。世代交代は果たせておらず道半ば。これから地道に活動し、『遠藤良太だから』と思ってもらえる人間関係をつくりたい」
「今回は私個人ではなく、維新と『若さ』が支持された。これからしっかりと勉強し、実績を積まなければならない。6万5千票の重みを感じている」
-何に取り組む。
「人口が減少し、国際競争力が低下している中、道路などのインフラへ投資をしても成長はない。少子化対策が最優先で、社会保障や高齢者サービスなどに分配しないといけない」
「子育て支援では、教育費、給食費などの無償化を行う。企業の本社機能の移転も目指す。過疎地では職業の選択ができず、若い人が都会に行ってしまう。パソナのように本社機能を移す企業が増えれば、雇用が生み出せる」
-抱負は。
「一度きりの人生と立候補を決意した。政治の経験はなくまだまだこれからだが、選ばれた責任がある。評価してもらえる仕事を実現したい」(聞き手・土井秀人)

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