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「但馬ナンバー」をイメージした加工写真(河合美智子さん提供)
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「但馬ナンバー」をイメージした加工写真(河合美智子さん提供)

 移住当初、自家用車の引っ越し手続きに行って衝撃を受けた。なんと! 但馬ナンバーは存在せず、姫路ナンバーだというではないか!

 新天地でまず最初にしようと決めていたのが、但馬ナンバーへの変更だったので、思いきり出鼻をくじかれた。ろくに調べもせず勝手に夢見ていたのが悪いが、かなりのダメージだった。そしてよくよく聞くと、兵庫県には姫路ナンバーと神戸ナンバーの2種類しかないという。

 「北は日本海、南は瀬戸内海と2つの海に接している広大な県なのに?」「但馬・播磨・丹波・摂津・淡路の兵庫五国は同じ兵庫でもそれぞれに特徴があって性質も違うというのに?」。いろいろ理由はあるのだろうが、ちょっと不思議に感じている。

 地元の人か、他所(よそ)から来た人かで、運転手の心構えも変わるように思えるし、但馬ナンバーの誕生をひそかに期待している。ただ「但馬って古臭いからイヤ」という意見も結構聞く。たしかに私も若い頃は郷里の相模ナンバーがあまり好きじゃなかったかも。それが旧国名に魅力を感じるようになったのは、歳をとったからなのか。個人的には、但馬はもちろん、兵庫五国をプラスしての7種類が理想ではあるが、皆さんはどう思われますか?

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