豊岡市城崎町の城崎温泉街で受け継がれてきた盆踊りの継承に向けて、地元の住民らでつくる「城崎温泉盆踊り保存会」が、振り付けや唄、はやしを映像化する取り組みを進めている。後継者の確保が長年の課題となっており、担い手の高齢化でいよいよ存続が危ぶまれる状況になっているからだ。お盆が温泉街の繁忙期と重なるなど観光地ならではの困難さも抱える。保存会は「担い手がいなくなる前に映像で残すしかない」と苦渋の決断に至った。（丸山桃奈）
城崎温泉の盆踊り、継承へ映像保存 担い手高齢化、参加者減少で存続の危機 住民ら「苦肉の策」
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