展示される像の前でポーズを取る同級生を撮影する児童=あさご芸術の森美術館
展示される像の前でポーズを取る同級生を撮影する児童=あさご芸術の森美術館

 子どもに美術館を楽しんでもらおうと、あさご芸術の森美術館(朝来市多々良木)が、ワークショップ(WS)のプログラムを開発している。初めてのWSを1月30、31日に開催。枚田小学校(同市和田山町和田山)の児童が美術作品を鑑賞した後、独自の感性を生かして作品や風景の写真を撮影した。(小日向務)

 同美術館は、質の高い子ども向けのプログラムをつくるため、芸術文化観光専門職大学(豊岡市山王町)の協力を得て、2024年度から2カ年で開発を進めている。昨年9月には学生らが美術館を訪れ、さまざまな企画を提案。それらを集約して美術館が新たなプログラムを作成した。