当初の5階建てを3階建てに縮小した「但馬救命救急センター」新棟(右)の完成予想図=公立豊岡病院組合提供
当初の5階建てを3階建てに縮小した「但馬救命救急センター」新棟(右)の完成予想図=公立豊岡病院組合提供

 公立豊岡病院組合(豊岡市戸牧)は、資材高騰などの影響で見直しを迫られている「但馬救命救急センター」の新棟について、当初計画していた5階建てから3階建てに縮小すると発表した。階数を減らし、業務や会議などに使うスペースの拡充を撤回するなどして延べ床面積を約35%圧縮、予定の総事業費に収まるようにする。新しい計画を今年夏ごろに公告して工事入札を実施し、2027年度中のオープンを目指す。