恵方の「南南東」を向き、完成した巻きずしを頰張る子どもたち=豊岡市竹野町轟
恵方の「南南東」を向き、完成した巻きずしを頰張る子どもたち=豊岡市竹野町轟

 地域住民らが息を合わせて長く仕上げる「じゃんぼ巻きずし大会」が1日、兵庫県豊岡市竹野町轟の中竹野ふるさと館であった。地元の小学生や保護者ら約150人が参加し、30メートルを超えるスケールで完成させた。

 幅広い世代の交流を促そうと、住民組織「中竹野地区コミュニティ」が毎年、節分の時期に合わせて企画している。今年で16回目となった。

 参加者らは横一列に配置した長机の上にのり200枚を並べ、地元農家が生産した約27キロ分の酢飯を敷き詰めた。そこに具材となる高野豆腐と卵焼き、ニンジン、ホウレンソウを順番に載せた。

 準備が整ったところで「せーの、よいしょ」のかけ声に合わせて一斉に巻き上げ、1本の巻きずしに仕立てた。昨年より3メートル53センチ長い30メートル43センチのサイズで完成し、アナウンスが流れると、会場には拍手と歓声がわき起こった。

 すしは約20センチずつに切り分け、参加者は具だくさんの豚汁と一緒に味わった。竹野学園2年の児童2人は「息を合わせてのりを巻くのは大変だったけど味はめっちゃおいしい」と笑顔だった。(大高 碧)