復活開催する「にしきシャクナゲまつり」をアピールする実行委員会のメンバーたち=丹波篠山市下板井
復活開催する「にしきシャクナゲまつり」をアピールする実行委員会のメンバーたち=丹波篠山市下板井

 旧西紀町時代から長年親しまれていた「にしきシャクナゲまつり」が20日、丹波篠山市下板井のシャクナゲ公園で復活開催される。主催グループが高齢化し、新型コロナウイルス禍も重なって中断。4年の空白をへて地元有志が新たな実行委員会を結成し、鉢植えを園内に定植するなど準備した。定期開催につなげ、地域資源の再興を図る。(秋山亮太)

 シャクナゲは旧西紀町の町花。かつては各家庭に1鉢あるほど栽培が盛んだったという。祭りは住民らでつくる実行委が40回にわたって開いていたが、コロナ禍の影響で2019年を最後に中断。メンバーの高齢化や後継不足もあって再開できずにいた。