ロッテ球団の高坂俊介社長(中央)や酒井隆明市長(左から2人目)ら4自治体の首長=ZOZOマリンスタジアム(丹波篠山市提供)
ロッテ球団の高坂俊介社長(中央)や酒井隆明市長(左から2人目)ら4自治体の首長=ZOZOマリンスタジアム(丹波篠山市提供)

 丹波篠山市は、地元出身の中森俊介投手(21)が所属するプロ野球・千葉ロッテマリーンズと今シーズンのスポンサーシップ契約を締結した。市は、首都圏での丹波篠山ブランドのPRや中森投手の応援を目的に、2021年から毎年ロッテ球団と契約。それが先例となり球団は昨季、エース佐々木朗希投手(22)ゆかりの岩手県大船渡市と、さらに今季は青森県三沢市、北海道苫小牧市を加えた計4自治体と契約を結んだ。

 いずれの自治体も所属選手の故郷などゆかりの地。球団の本拠地ZOZOマリンスタジアム(千葉市)では、「丹波篠山黒豆ナイター」(7月31日)など、市名を冠した協賛試合が催される。同30日は大船渡市、8月1日は三沢市の冠試合があり、この3連戦の期間、丹波篠山市の職員や観光関係者らが球場前でブースを設け、特産物の販売などで地元を宣伝する。