オープニングコンサートで歌う畑儀文さん(後方左)とアレキサンダー・シェブチェンコさん=丹波篠山市東吹
オープニングコンサートで歌う畑儀文さん(後方左)とアレキサンダー・シェブチェンコさん=丹波篠山市東吹

 国内外の音楽家による演奏を自然豊かな丹波地域で楽しむ「丹波の森国際音楽祭シューベルティアーデたんば」(神戸新聞社後援)が8日開幕した。今年は節目の第30回。丹波篠山、丹波両市の各地で10月まで「街角コンサート」が展開され、終局を飾る11月の「ガラ・コンサート」には関西フィルハーモニー管弦楽団が登場する。(堀井正純、秋山亮太)

 音楽祭は1995年、丹波篠山市出身のテノール歌手、畑儀文さん=西宮市=らを中心に企画され始まった。オーストリアの作曲家フランツ・シューベルトにちなんだ音楽祭で、名称は彼が自宅のサロンで催した演奏会に由来する。