国立政治大の安倍晋三研究センター設立大会であいさつする台湾の頼清徳総統=21日、台北(共同)
 国立政治大の安倍晋三研究センター設立大会であいさつする台湾の頼清徳総統=21日、台北(共同)

 【台北共同】台湾の国立政治大の「安倍晋三研究センター」設立大会が21日に台北で開催され、頼清徳総統と故安倍晋三元首相の妻、昭恵さんが看板の除幕を行った。センター設立は日台関係を重視した安倍氏の外交・経済戦略を研究し、日台の学術交流を推進する狙い。政治大は、安倍氏の名前を冠した研究機関は世界初としている。

 頼氏は、21日が安倍氏の誕生日であり、国際平和デーでもあることに触れ「(この日に設立した)意義は極めて大きい」と強調。安倍氏の研究で「日本に後れを取ることがないように」とセンター関係者を激励した。