24日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=152円台後半で取引された。

 午後5時現在は前日比33銭円安ドル高の1ドル=152円82~84銭。ユーロは67銭円安ユーロ高の1ユーロ=177円55~59銭。

 前日の米長期金利の上昇により日米金利差の拡大が意識され、円売りドル買いの動きが終日優勢だった。2週間ぶりに1ドル=153円台を付ける場面もあった。

 市場では「日銀が利上げを見送るとの観測も円安の要因となった」(市場関係者)との声が上がった。