【ヤンゴン共同】タイ国軍は24日、ミャンマー東部ミャワディ近郊の特殊詐欺拠点から、中国人など外国人1049人がタイ側に不法入国したと明らかにした。ミャンマー軍事政権が取り締まりを強化しているとされ、摘発を恐れて逃走を図ったとみられる。日本人はいないという。
タイ国軍によると、外国人は男性913人と女性136人。特殊詐欺の拠点として知られる「KKパーク」から逃れたとみられる。タイ側で保護しているという。国籍は中国の他にインドやベトナム、インドネシアなど計26カ国に上る。
ミャンマー軍政は詐欺に使われたとみられる米スペースX社の衛星通信サービス「スターリンク」の機器を押収した。

























