林芳正総務相は28日の閣議後記者会見で、26日投開票の宮城県知事選で交流サイト(SNS)に候補者の誹謗中傷が飛び交ったことを踏まえ、事実関係を調べるファクトチェックの普及が重要だと述べた上で「さまざまな主体の取り組みが期待される」と語った。
6選を果たした宮城県の村井嘉浩知事が、県として第三者的な立場でのファクトチェックへの関与が必要だとの考えを示したことについては「個別の自治体へのコメントは控える」と述べるにとどめた。
ファクトチェック機関を巡っては、総務省の有識者検討会が「政府、公的機関などからの独立性が確保されるべきだ」との提言を昨年まとめている。

























