COPEビジターセンターでクラスター弾に関する展示を視察される愛子さま=19日、ビエンチャン(代表撮影・共同)
 COPEビジターセンターでクラスター弾に関する展示を視察される愛子さま=19日、ビエンチャン(代表撮影・共同)

 【ビエンチャン共同】ラオスを公式訪問中の天皇、皇后両陛下の長女愛子さまは19日、ベトナム戦争中に投下された不発弾の問題に関する展示施設「COPEビジターセンター」を視察された。実際に使用された義足や義手、粉々になった不発弾を熱心に見入った。視察後「ラオスから不発弾がなくなるよう願っています」と述べた。

 ラオスはベトナム戦争中、北ベトナム側への補給路となり、200万~300万トンのクラスター弾が投下された。人口1人当たりで「世界最大の不発弾汚染国」と言われ、今も被害が続く。

 愛子さまはセンターで、クラスター弾の残骸や、不発弾と隣り合わせで暮らす人々の写真を見て回った。