昨年8月に金塊計4キロ(4684万円相当)を韓国から密輸したなどとして、警視庁生活経済課は20日までに、関税法違反などの疑いで、千葉県習志野市秋津、職業不詳館野仁容疑者(53)ら男2人を逮捕した。捜査関係者への取材で分かった。同課は、2人が2023年3月~24年8月ごろ、計約1トン(108億円相当)を密輸したとみている。
捜査関係者によると、もう1人は同県市川市国分、会社役員桜井純容疑者(45)。
館野容疑者の逮捕容疑は何者かと共謀し昨年8月21日、金塊4キロを隠して韓国から羽田空港行きの飛行機で持ち込み、消費税約468万円の支払いを免れた疑い。
桜井容疑者は何者かと共謀して同22日、計9キロ(1億円相当)を韓国から密輸することで1千万円超の消費税の支払いを免れようとした疑い。税関職員に発見され未遂に終わった。
館野容疑者が落とした金塊入りのポーチが、空港側に届けられて発覚。自ら東京空港署に「金を落とした」と問い合わせていた。
























