【エルサレム共同】パレスチナ自治区ガザの停戦合意に基づき、イスラム組織ハマスは25日、赤十字を通じて新たに人質1人の遺体をイスラエルに引き渡した。これに先立ち、イスラエル首相府は「遺体の返還遅れは停戦合意違反だ」とする声明を発表し、早期に返還するよう圧力をかけていた。遺体の身元が確認されれば、ガザに残る人質の遺体は2人になる。
エジプトメディアは首都カイロでガザ停戦を仲介するエジプト、カタール、トルコの代表が協議したと伝えた。停戦維持のほか、米国が停戦監視のためイスラエル中部に設立した「軍民調整センター」との連携強化を確認したという。協議の日付は報じていない。
























