【台北、ソウル共同】韓国に入国する際に必要な電子申告書で台湾が「CHINA(TAIWAN)」と表記されていることに、台湾が反発している。中国の一部ではなく「独立国家だ」と主張し、韓国政府に修正を求めた。韓国側は態度を明確にせず、台湾側が韓国との関係見直しに言及する騒ぎになっている。
韓国は2月に電子申告書を導入した。出発地などを入力する際、選択肢の表記が「CHINA(TAIWAN)」となっている。台湾外交部(外務省)は今月3日の発表で「既に何度も韓国政府に懸念を伝え、修正を求めたが、前向きな回答がない」と批判した。
9日には外交部幹部が「韓国政府との関係を全面的に検討し直している」と述べた。
























