東京地裁が入る裁判所合同庁舎=東京・霞が関
 東京地裁が入る裁判所合同庁舎=東京・霞が関

 東京都足立区の寺の地下納骨堂に仕掛けた練炭で住職の男性を一酸化炭素(CO)中毒に陥らせ殺害したとして、殺人罪などに問われた墓石販売会社「鵠祥堂」(千葉県鎌ケ谷市)の役員青木淳子被告(66)の裁判員裁判で、東京地裁は30日、「非常に危険で卑劣な犯行だ」として懲役25年(求刑懲役30年)の判決を言い渡した。

 弁護側は、被告が事件当時、寺の敷地内の事務所で仕事をしていたとして無罪を主張。伊藤ゆう子裁判長は、練炭に火を付けるトーチを渡すなど被告が殺害を手伝ったとする同社代表斎藤竜太受刑者(52)=同罪などで懲役25年確定=の証言の信用性を認め「被告の供述は不自然で信用できない」と退けた。