日本生命保険は15日、医療データの分析を手がける「メディカル・データ・ビジョン」を買収すると発表した。株式公開買い付け(TOB)を実施し、全株式を買い取る。買収総額は570億円程度を見込む。データ活用による企業や自治体向けサービスの充実を狙う。
2026年5~7月の取引完了を見込む。オンラインで記者会見した日本生命の増山尚志常務執行役員は「ヘルスケア事業を新たな事業基盤として確立する」と話した。
メディカル・データ・ビジョンは03年に設立。東証プライム上場で、24年12月期連結決算の売上高は59億円だった。
























