経団連の審議員会に出席し、筒井義信会長(左)と握手する高市首相=25日午後、東京・大手町の経団連会館
 経団連の審議員会に出席し、筒井義信会長(左)と握手する高市首相=25日午後、東京・大手町の経団連会館

 高市早苗首相は25日、経団連の会合であいさつし、2026年春闘で「物価上昇に負けないベースアップ(ベア)の実現」を要請した。政府として賃上げを持続できる環境整備を後押しするとともに、税率を上げずに税収を増加させて景気回復につなげると訴えた。

 会合は経団連会長の諮問機関である審議員会で、経団連の筒井義信会長は「賃金引き上げの力強いモメンタム(勢い)のさらなる定着に取り組む」と述べた。