【ニューデリー共同】1991年にバングラデシュで初めて女性首相となったカレダ・ジア元首相が30日、首都ダッカの病院で死去した。80歳。死因は明らかになっていないが、同国メディアによると心臓と肺の感染症などで入院していた。
45年、当時英領インドだった北部ディナジプール生まれ。夫はパキスタンからの独立戦争開始をラジオで宣言し、国民的英雄と慕われたジアウル・ラーマン大統領。81年に暗殺されると、遺志を継ぎバングラデシュ民族主義党(BNP)を率い、91~96年、2001~06年に首相を務めた。
昨年の学生デモで首相辞任に追い込まれたハシナ氏の政敵で、ほぼ代わる代わる首相を務めてきた。























