ホワイトソックスの入団記者会見で靴下を掲げる村上宗隆内野手=22日、シカゴ(共同)
 ホワイトソックスの入団記者会見で靴下を掲げる村上宗隆内野手=22日、シカゴ(共同)

 【ニューヨーク共同】米大リーグ公式サイトは29日までに、来季好転が予想される6球団を特集し、その中でプロ野球ヤクルトから村上宗隆内野手が加入したホワイトソックスを「伸び盛りのチームという印象を与えている」と紹介した。

 ホワイトソックスは2024年にメジャーのワースト記録を更新する121敗、今季も102敗を喫して2年連続でア・リーグ中地区最下位と低迷している。それでも今年後半戦で奮闘したことに着目。11勝14敗だった9月は競争力があったと指摘した。

 来季に向けては村上や、DeNAで今季までプレーした左投手のケイを補強した。既存の戦力では今季16本塁打を放った26歳の内野手バルガスや、21本塁打をマークした23歳の内野手モンゴメリーらがおり「若くていい打者がそろっている」と将来性を強調した。

 ワールドシリーズ出場にはまだ時間がかかるとしながらも「しばらく100敗することはないだろうし、思ったよりも早く地区優勝を争うことになるかもしれない」と見通した。