通勤する人たち=30日午前、JR東京駅前
 通勤する人たち=30日午前、JR東京駅前

 厚生労働省が30日発表した2025年平均の有効求人倍率は、前年を0・03ポイント下回る1・22倍で、2年連続で低下した。総務省が同日公表した25年平均の完全失業率は、前年から横ばいの2・5%だった。

 有効求人倍率は、ハローワークの求職者1人当たり何件の求人があるかを示す。厚労省によると、全産業で前年より求人が減少した。担当者は「物価高による原材料費の高騰や、最低賃金の引き上げに伴う省人化で求人を抑える事業者が多い傾向にある」と分析する。

 25年12月の有効求人倍率(季節調整値)は、前月を0・01ポイント上回る1・19倍で9カ月ぶりに上昇。12月の完全失業率(同)は、前月と同じ2・6%だった。