北海道せたな町の漁港で続けられる捜索活動=30日午前8時51分(共同通信社ヘリから)
 北海道せたな町の漁港で続けられる捜索活動=30日午前8時51分(共同通信社ヘリから)

 北海道せたな町で29日に4人乗り漁船が遭難したとみられる事故で、第1管区海上保安本部(小樽)は30日午前、周辺で乗組員の沢谷大史さん(48)を発見したと明らかにした。心肺停止の状態。出港した漁港付近には漁船の船名が書かれた木片などが漂着しており、海保などは他の3人の捜索を続けている。

 海保によると、漁船はひやま漁協瀬棚支所所属の「第28八重丸」(4・9トン)。乗っていたのは沢谷克宏さん(84)とその親族の男性3人で、いずれもせたな町在住。

 漁船は29日午前7時半ごろ、せたな町の鵜泊漁港を出港した。漁港周辺で底建網漁の網上げ作業をする様子を、家族が自宅から見ていたが、吹雪の後、船が見えなくなったという。