京都大入試の2次試験が始まった25日、京都市左京区の吉田キャンパス前の歩道に受験生を励ます風物詩の立て看板(通称タテカン)が並んだ。設置は認められていない場所だが、大学側の規制に対抗するタテカン製作サークルは「守るべき文化だ」と続けている。26日にはタテカン撤去を巡る控訴審判決もあり、注視する。
「くるぞ、合格。」「だって浪人生が大学受験の主人公でしょ?」-。25日朝、サークル「シン・ゴリラ」のメンバーが、友好団体が作った物を含め約60枚のタテカンを立てた。大学から処分を受ける恐れがあるためマスクなどで顔を隠し、受験生に「自分を信じて」と声をかけていた。
サークルは、大学がタテカン規制を始めた2018年に発足し、現在約200人が在籍。メンバーの男子学生(21)は、活動への共感や応援は広がっているとし「京大は『自由の学風』を強調しているが、本当に自由か」と規制に疑問を呈す。
京大職員組合が、大学によるタテカン撤去は表現の自由の侵害に当たるなどとして提訴。26日には大阪高裁で控訴審判決が言い渡される。

























