【ニューヨーク共同】5日のニューヨーク・マーカンタイル取引所の原油先物相場は急騰し、指標の米国産標準油種(WTI)の4月渡しが前日比6・35ドル高の1バレル=81・01ドルで取引を終えた。中東情勢を受けた原油の供給混乱への警戒感が強まった。終値としては2024年7月以来、約1年8カ月ぶりの高値。取引時間中には一時82ドル台まで上昇する場面もあった。
原油高騰を受け5日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は大幅反落し、前日比784・67ドル安の4万7954・74ドルで取引を終えた。エネルギー価格上昇に伴う米インフレ再燃への懸念も投資家心理を冷やした。幅広い銘柄で売り注文が膨らみ、下げ幅が1100ドルを超える場面もあった。
イラン革命防衛隊がペルシャ湾で米国のタンカーをミサイル攻撃したと主張し、原油の供給混乱への警戒感が強まったことから買い注文が膨らんだ。中東では米国とイスラエルによるイラン攻撃をきっかけに軍事衝突が拡大。交戦が長期化する可能性もあり、市場ではリスクも意識されている。

























