対イラン作戦に当たる米空母上の戦闘攻撃機=15日(米海軍提供、ロイター=共同)
 対イラン作戦に当たる米空母上の戦闘攻撃機=15日(米海軍提供、ロイター=共同)

 【ワシントン共同】米メディアは20日、トランプ政権が対イラン軍事作戦で、海軍の強襲揚陸艦と海兵隊部隊を中東方面に追加派遣していると伝えた。約4500人規模という。イランが事実上封鎖するエネルギー輸送の要衝ホルムズ海峡の安全確保や、イランの石油積み出し拠点カーグ島占拠といった任務に就く案も検討されている。

 トランプ大統領は20日、ホワイトハウスで記者団に、日本や中国、韓国、欧州も海峡の安定確保に関与すべきだとの考えを改めて示した。イラン軍は壊滅状態にあるとし、現時点で「停戦は望んでいない」とも述べた。

 報道によると、第11海兵遠征部隊の隊員が強襲揚陸艦ボクサーに搭乗し、18日に西部カリフォルニア州のサンディエゴ海軍基地を出港した。到着には約1カ月かかる見通し。

 日本を拠点にする強襲揚陸艦トリポリと海兵隊部隊の計5千人規模も中東に向かっている。

 ニュースサイト、アクシオスは米軍がカーグ島の占領または封鎖を検討していると報じた。追加派遣された部隊はこうした任務に参加する可能性があるという。