16日、ガザ北部ガザ市で食料の配給を待つ人たち(ゲッティ=共同)
 16日、ガザ北部ガザ市で食料の配給を待つ人たち(ゲッティ=共同)

 【エルサレム共同】パレスチナ自治区ガザの保健当局は17日、昨年10月に停戦が発効して以降のガザの死者が1005人になったと発表した。イスラエル軍は散発的に攻撃を続行しており、犠牲者が増え続けている。2023年10月に戦闘が始まってからのガザの死者は7万3千人を超える。

 保健当局によると、戦闘開始後の負傷者は17万3千人以上。ガザ域外での治療を望む傷病者が約2万人いるが、イスラエルがガザへの物資の搬入や人の往来を厳しく制限する状態が続き、待機している人の容体悪化が懸念される。

 イスラエル軍は17日、イスラム組織ハマスの幹部らを13日に殺害したと発表した。5月にはハマスの軍事部門トップを相次いで殺害しており、強硬姿勢を崩していない。

 米国が主導するガザの和平計画はハマスの武装解除を巡り行き詰まっている。イスラエルはハマスの武装解除を求める一方、ハマスはイスラエル軍の攻撃が停戦合意に違反していると批判。ハマスはエジプトなど仲介国との協議を進めるが先行きは不透明だ。