イランの最高指導者モジタバ・ハメネイ師(ゲッティ=共同)
 イランの最高指導者モジタバ・ハメネイ師(ゲッティ=共同)

 【ワシントン、カイロ共同】米中央軍は18日、ヨルダンでイランによる弾道ミサイルや無人機の攻撃に対応していた米軍兵士2人が17日に死亡したと発表した。ほかに1人が行方不明。7日連続で対イラン攻撃を続ける米軍が報復に踏み切れば、双方の応酬がさらに激化する恐れがある。この発表に先立ちイランの最高指導者モジタバ・ハメネイ師は18日に声明を出し、米国が攻撃を続ければ、イランは米国に「忘れられない教訓」を与えるとし反撃を警告した。

 米メディアによると、4月の停戦合意後、イランの攻撃で米兵が死亡したのは初めて。複数の負傷者も出た。米軍が対イラン作戦で使用する空軍基地が攻撃を受けた。

 ヘグセス国防長官は「兵士らの犠牲は私たちの決意をいっそう強固にする」とX(旧ツイッター)に投稿。トランプ大統領は6月、イランによる攻撃で米兵に犠牲者が出れば、戦闘再開の理由になると述べていた。

 モジタバ師は声明で、戦闘終結を宣言した覚書に米国が違反し、戦争をあおっているとして「米大統領の署名がいかに無価値であるかを証明した」と批判した。