【ジュネーブ共同】ノーベル平和賞を2018年に受賞したクルド民族少数派ヤジド教徒のイラク人女性ナディア・ムラドさんが30日、ジュネーブで記者会見し、過激派組織「イスラム国」(IS)に拉致されたヤジド教徒の女性や子ども2千人超が今も行方不明のままだと明らかにした。

 ムラドさんは14年にイラク北部の村でISに拉致され性奴隷とされた経験を持ち、実名で証言し性暴力撲滅を訴え続けている。拉致された人々の多くはイラクから国境を越えてシリアに連れ去られたとし、シリアなどでの捜索を強化するよう国際社会に求めた。