非政府組織(NGO)「ピースボート」が31日までに、広島に寄港した世界一周クルーズ船内で、核廃絶や平和を考えるフォーラムを開催した。登壇した被爆者の田中稔子さん(87)は、国境を越えた交流の大切さを強調し「友人の頭上に爆弾を落とす気にはとてもならない。ちゅうちょすることから真剣な外交が始まる」と訴えた。
船内ではノルウェー・オスロのノーベル平和センターと連携し、被爆の実相を写真やパネルで伝える洋上特別展も開催されている。見学した広島県原爆被害者団体協議会の佐久間邦彦理事長(81)は、世界中の人に核廃絶に向けた行動を促せると強調。「私たちの大きな力になる」と力を込めた。
























