工作機械大手の牧野フライス製作所は31日、日系ファンドの日本産業推進機構(NSSK、東京)からの買収提案に応じないことを決めたと発表した。提案内容に外国籍の投資家による出資が含まれており、政府が外為法に基づき中止勧告を出す可能性が否定できない点を理由に挙げた。
牧野フライスはNSSKの提案が買収資金の大部分を海外投資家から調達するものだったとし、「実現可能性には懸念がある」と結論付けた。買収額は開示していない。
外為法では、政府は経済安全保障上の観点で海外からの出資を制限できる。牧野フライスを巡ってはアジア系投資ファンドのMBKパートナーズが株式公開買い付けによる買収を計画したが、政府が中止を勧告し頓挫した。
























