地震で被災した熊本市に、ペットと同じ空間で寝泊まりできる避難場所が設けられている。ペットと長く共に過ごせる避難所が少ないため、車中泊を回避しようと市外からも避難者が集まっている。トイプードル2匹と2晩を軽自動車で過ごしたという熊本県宇土市の宝口幸史さん(53)も身を寄せ「ガソリンの残量を気にせず、足を伸ばしてペットと過ごせる」と安堵の表情を見せた。
熊本市は、10年前の熊本地震で、ペットを理由に避難所に入れず、車中泊を余儀なくされた人がいたことを教訓に、2020年の台風10号接近時に初めて「ペット同伴避難場所」を開設した。今回の地震でも1カ所を水前寺競技場(熊本市中央区)に設置。市と協定を結ぶ動物専門学校(同区)内にも設けた。
猫4匹と避難した同市南区の50代女性は、地元の避難所には入れなかったといい「ここがあって助かっている」と話した。熊本県で震度7を記録した地震翌日の7月29日夕時点では、20人超が利用した。
























