党首討論で答弁する高市首相=15日、国会
 党首討論で答弁する高市首相=15日、国会

 高市早苗首相が先の特別国会で臨んだ党首討論は、5月と7月の2回にとどまった。当初予算の審議後に毎月1回開くとした与野党の取り決めは守られなかった。7月分は開催すら一時危ぶまれた。党首討論は全体の時間が計45分と短く、多党化が進む野党にとっては、質問時間が長い予算委員会の開催を重視する事情もある。

 与野党は昨年、毎年1月召集の通常国会で当初予算成立後、4~6月の各月に党首討論を1回開くと申し合わせた。石破茂前首相は取り決め通り応じた。今年は通常国会の冒頭に衆院解散があったため、先月25日に閉幕した特別国会が例年の通常国会に該当する。

 高市首相は5月20日、特別国会初の党首討論で野党党首と論戦を交わした。6月は、首相の外遊日程や政治情勢を考慮して見送られた。7月15日の開催分は、重要法案の会期内成立を急ぐ与党が野党の主張を受け入れ、通常より長い60分間行われた。

 ただ、野党のうち衆参両院で議員総数が最も多い国民民主党ですら、割り当てられたのは15分のみ。