気温40度に迫る猛暑日となった京都市内を歩く人たち=7月23日
 気温40度に迫る猛暑日となった京都市内を歩く人たち=7月23日

 東京大や京都大の研究者らによる「極端気象アトリビューションセンター(WAC)」は4日までに、7月中旬から下旬に西日本を中心に観測された記録的な暑さについて「地球温暖化がなければこのレベルでは起こり得なかった」とする分析結果を公表した。1991~2020年の平年と比べ、高温の発生頻度は2倍に高まったという。

 センターによると、西日本から東日本南部の上空約1500メートルで7月11~25日に観測された平均気温は20・3度だった。同時期にこの気温を上回る確率は現在の温暖化の影響を考慮すると約2・7%で、約37年に1度の頻度に相当した。1991年以降の30年間を基準にすると、約74年に1度だった。

 人間の活動による温暖化がなかったと仮定すると確率は約0・006%となり、このレベルの高温は発生しなかったことが示された。