コースを提供するカウンター席。シェフと対面で調理も含めて楽しめる=淡路市生穂新島
コースを提供するカウンター席。シェフと対面で調理も含めて楽しめる=淡路市生穂新島

 生パスタで知られる老舗製麺会社・淡路麺業が、直営レストラン「パスタ フレスカ ダンメン」(淡路市生穂新島)をリニューアルオープンした。カウンター席で、シェフとの会話を楽しみながら味わえる生パスタのコース料理が目玉。出雲文人社長(48)は「淡路島の食材とパスタの一体感を表現したい」と話す。(上田勇紀)

 1909(明治42)年にうどん店として創業し、第2次世界大戦後に製麺業を本格的に始めた。2007年に開発した業務用生パスタがヒットし、15年末には社屋横に2階建てのレストランを開設。改装は今回が初めてで、席数を65に増やし、そのうちカウンター席を約3倍の17に拡大した。

 夏のコース(7700円)のメインは、地元産野菜や魚介類を使い、6種類の生パスタを20グラムずつ異なる味で出す。

 やや平たいリングイネは淡路タマネギとバターソースで甘く濃厚な味わいに。極細のカッペリーニは桃の冷製で提供する。旬のハモや鳴門ワカメなどとも合わせ、出雲社長は「心震える体験を届けたい」と素材本位の味をアピールする。

 コース以外に単品パスタ(990~1990円)も用意。建物の入り口には、約30種類の生パスタが並ぶ「コンシェルジュエリア」を設け、それぞれの特徴に精通した社員がメニュー選びの相談に乗ってくれる。

 床には淡路瓦、土壁には島内産デュラム小麦の穂を使用するなど、内装にもこだわった。「パスタ文化の発信拠点に」と、料理教室や体験施設なども併設を予定している。当面は完全予約制でランチは午前11時~午後3時、ディナーは午後5~8時(不定休)。予約は公式サイトから。同店TEL0799・64・0777