松本洋平文部科学相は21日、2028年度から5カ年で取り組む教育施策を定める政府の第5期教育振興基本計画について中教審に諮問した。人工知能(AI)時代に人としての価値を発揮するには、基盤となる人間力育成の在り方を検討する必要があるとした。27年度中に答申の見通し。
諮問では、AIは「人間の可能性を広げる一方、思考や判断を過度に依存することへの懸念がある」と指摘。AIを適切に活用したり、自ら問いを立てて学びを深めたりする力を育むことが重要だとした。不足する理系人材やエッセンシャルワーカーの育成も必要だと強調した。
不登校や特別な支援を要する児童生徒、在留外国人が増える中で、誰一人取り残さない教育の実現が求められているとし、担い手となる教員らの環境を整える施策の検討を求めた。
また27年度から5年間の第4次学校安全推進計画も諮問。沖縄県名護市辺野古沖の船転覆事故や福島県郡山市の磐越自動車道のマイクロバス事故のように、校外学習や部活動での死亡事故が相次いだことを受け、学校安全の確保の徹底についても議論を求めた。
























