台湾で6月に開催された食品見本市で、「カスピ海ヨーグルト」などの商品を展示したフジッコのブース=台北市(フジッコ提供)
台湾で6月に開催された食品見本市で、「カスピ海ヨーグルト」などの商品を展示したフジッコのブース=台北市(フジッコ提供)

 とろりとした強い粘りに、酸味の少ないまろやかな味わい。総菜メーカーのフジッコ(神戸市中央区)が製造販売する「カスピ海ヨーグルト」は、発売から20年以上がたつロングセラー商品だ。ヨーグルト事業を昆布と豆に次ぐ第3の柱に位置づけて海外展開を目指す同社が、台湾に熱い視線を注いでいる。

 「親日で距離的に近いことに加え、長年お付き合いがある企業の存在が大きかった」。海外事業推進部の田口敬子マーケティング担当部長(55)が理由を語る。2007年から、台湾南部・嘉義県の食品メーカー「三福産業」にゼリー商品「フルーツセラピー」などのレシピを提供し、現地生産。台湾の大手コンビニで約8年間販売した実績がある。