ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ、大阪市)の運営会社が、北側に隣接する日本製鉄の工場跡地へ敷地の拡張を検討していることが28日、分かった。USJはインバウンド(訪日客)にも人気の観光地で、新たなアトラクションを設けてパークの魅力を高める狙いがありそうだ。拡張が実現すれば2001年の開業以来初めてで、面積は1割広がる。

 工場跡地は大阪市などが所有する約6万平方メートル。市と日本製鉄が結んでいる賃貸借契約は27年に満了する。既に建物の解体工事が進んでいる。運営会社は、この土地を借りる契約を結ぶ方針とみられる。USJの現在の敷地面積は約54万平方メートルある。

 大阪市の横山英幸市長は28日、自身のX(旧ツイッター)に「市側の対応につき現時点でまだお伝えかなわないが、9月3日の記者会見で発信予定だ」と投稿した。

 パークの拡大を巡っては、運営会社が15年、新たなテーマパークを沖縄県に建設する方針を明らかにした。だが既存施設へ投資を集中するとして、最終的に計画を撤回した経緯がある。